9月になって朝晩は少し気温も落ち着いたような落ち着かないような感じですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
弁護士の高井です。
今回ご紹介したいのはビッグコミックスピリッツで連載中の、
「お別れホスピタル」という漫画になります。
ホスピタルというタイトルから分かるとおり、医療物の作品ではあるのですが、病気を治すことに命をかけた熱いドラマ!といった感じでは全くありません。
舞台となっているのは病院の中でももう治療は無理という判断を受けてしまった、いわゆる終末期で入院されている方々。
主人公はそこで働く看護師さんです。
ただ、人生の最後を飾る場面を取り上げてくるからこそ描かれる時には重く悲しく、時には感動的だったり、時にはほっこりとしたドラマがあります。
夫がいよいよ亡くなりそうなところで、奥さんがすっと近寄って耳元で「私ずっとあなたのこと大嫌いでした」と言われて亡くなっていく場面とかホラーじみた怖さがありますし、認知症も患っていて奥さんのことがわからなくなってしまった患者さんがあらためて奥さんにプロポーズしている場面など、読むだけで涙があふれてきます。
なんというか40代も半ばを過ぎていろいろと考え方なども変わってきた影響かもしれませんが、本当に刺さる作品です。
ぜひ手に取って頂ければと思います。
あ、NHKでドラマ化もされたようですが、まだ見られていません!
もしご覧になった方がいたら感想教えて頂ければうれしいです。
次回のホライズンのオススメ!は2024年9月11日更新予定です。