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LEGAL NEWS TOPICS vol.113

法律や訴訟に関連した最近のニュースから気になるものをセレクトして弁護士の視点でコメントしています。
今回は5月27日~6月2日までのニュースです。


【1】非正社員巡り最高裁の判断明暗 定年後嘱託の格差は容認
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180601-00000087-asahi-soci

判断が注目されていたハマキョウレックス事件と長澤運輸事件で最高裁の判断が示された。今後の実務への影響は非常に大きい。きちんと検証が必要なところ。

【2】過労死防止 「勤務間に休息」初の数値目標 厚労省
https://mainichi.jp/articles/20180601/k00/00m/040/132000c

厚労省が過労死防止大綱の改正案を示したという報道。インターバル制度の他労働時間の管理方法など、実務的にも影響は大きいテーマが多いところ。今後の動向は注目する必要があるだろう。

【3】旅行大手HISを略式起訴=違法な長時間残業で-東京地検
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018060101329&g=soc

長時間残業での略式起訴という報道。最近は刑事事件になることも多いのでやはり本腰を入れた対応が求められる。

【4】TSUTAYA広告「不当」 「動画見放題」実は3割以下
https://www.asahi.com/articles/DA3S13520215.html

実際には3割くらいしか無料では見られないのに見放題としたことは景表法違反として措置命令が出されたという報道。
やってしまいがちな失敗例だけれどやはり信頼を失うので気をつけなければいけない。

【5】司法取引、1日開始=捜査協力で処分軽減-虚偽供述に懸念も
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018053100740&g=soc

先週のメルマガでも取り上げたけれど、企業としてもどう対応するかはなかなか難しいところ。コンプライアンス的にも気をつけなければならないだろう。


次回のホライズンのオススメ!は6月12日更新予定です。

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