令和7年になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
弁護士の高井です。
今回はちょうど年末年始に読んだ
「その塾講師、正体不明」
という本をご紹介したいと思います。
去年の12月に出版された本で、たまたまSNSで見かけました。
実は子どもの頃は塾講師になりたいと思っていたこともあり、正体不明の塾講師というタイトルに敏感に反応。ということで手に取ってみました。
ストーリーとしては、近所で通り魔事件が発生している個別指導塾を巡るドラマ。通り魔事件が軸となっていて、3本の短編で全体が解き明かされます。
大学生講師が多い中で、社会人の講師という不思議な講師と、塾に通っている中高生の集団とを中心に物語が進んでいきます。
子どもたちの中にもどうも様子がおかしい子がいて、実は・・・といった感じなのですが、親子関係が結構丁寧に描かれていて興味深かったです。
いじめとか教育虐待とか結構社会的な問題を取り上げている感じでなかなか考えさせられる一冊でした。
割と薄い本なのでサクッと読めるかと思います!よろしければぜひ手に取ってみてください。
今後ともよろしくお願いします。
次回のホライズンのオススメ!は2025年1月15日更新予定です。